病院から整形外科クリニックへ転職した体験談|良かったこと・大変だったこと

転職体験談

「病院からクリニックへ転職したら、働き方や年収はどう変わるんだろう?」
「整形外科クリニックって、実際のところ働きやすいの?」

病院勤めの理学療法士なら、一度は考えるテーマだと思います。私は新卒で入った病院に約8年半勤めたあと、整形外科クリニックへ転職しました。この記事では、そのリアルな体験——良かったことも、大変だったことも、正直にお話しします。

📌 この記事で分かること

  • 私が病院から整形外科クリニックへ転職した理由
  • 転職して「良かったこと」と「大変だったこと」
  • 病院からクリニックへの転職が向いている人

まず結論:病院→クリニックは「専門性と年収を上げやすい」。ただし労働環境は職場次第

整形外科クリニックは、専門性を深めやすく、年収も上げやすい職場。
一方で、拘束時間や人間関係は「その職場次第」で大きく変わります。

私自身、転職して得たものは大きかった一方、入ってみて初めて分かった「ギャップ」もありました。順番にお話しします。

私が病院から整形外科クリニックへ転職した理由

新卒で入ったのは、急性期と回復期をあわせ持つケアミックスの病院でした。基礎をしっかり鍛えてもらった一方、約8年半が過ぎるころには、いくつかの不満が積もっていました。

  • 業務がパターン化してきた:成長している実感が薄れていた
  • 在宅支援に関わる事務的な業務が増えた:「理学療法士らしい仕事」から離れていく感覚があった
  • もっと施術の腕を磨きたかった:このままでいいのか、と焦りがあった

そこに「スポーツ分野に挑戦してみたい」という前向きな思いも重なり、整形外科クリニックへの転職を決めました。

転職先のクリニックはこんな職場でした

転職先は、子どもから高齢者まで幅広い患者さんが通う整形外科クリニック。特徴的だったのは、院長がJリーグのプロサッカーチームのチームドクターを務めていたこと。そのため、プロのスポーツ選手も通院してくるような環境でした。

整形外科に特化し、スポーツ分野にも触れられる——まさに私がやりたかった方向性の職場でした。

病院からクリニックへ転職して「良かったこと」

① 年収が上がった

病院時代と比べて、年収は40万円ほどアップしました。クリニックは病院より給与水準が高いことがあり、「転職で年収は上げられる」と実感できました。

※年収の動きの詳細は、別記事「理学療法士の年収のリアル」で紹介しています。

② 整形分野の専門性・施術スキルが深まった

外来整形に特化したことで、運動器のリハビリや徒手的なアプローチにじっくり取り組めました。病院時代より「腕を磨いている」という手応えがありました。

③ スポーツ分野の症例に触れられた

プロ選手をはじめ、スポーツに関わる患者さんを見られたのは貴重な経験でした。病院にいたままでは出会えなかった世界です。

病院からクリニックへ転職して「大変だったこと」

一方で、入ってみて分かった大変さもありました。ここを正直に書くのが、このブログの役割です。

① 拘束時間が長かった

これがいちばんのギャップでした。定時は18時45分でしたが、実際には19〜20時に退勤するのが当たり前。外来は診療時間が夜まであることも多く、病院時代より拘束時間が長くなりました。

② 人間関係に悩んだ

上司との人間関係にも悩まされました。仕事内容や年収に満足していても、人間関係がつらいと働き続けるのは難しい——これは身をもって感じたことです。

⚠ 教訓:クリニックは「年収」や「診療内容」だけで選びがちですが、実際の退勤時間・残業・職場の雰囲気は入ってみないと分かりません。面接や見学で、働く人の様子までしっかり確認しましょう。

病院からクリニックへの転職が向いている人

私の経験から、こんな人には病院→クリニックの転職が合っていると思います。

  • 整形分野やスポーツ分野で専門性を深めたい
  • 外来でじっくり施術スキルを磨きたい
  • 病院の年功序列ではなく、年収アップを狙いたい

逆に、定時で帰ってプライベートを優先したい人は、クリニックごとの労働時間をよく確認したほうがいいでしょう。

まとめ

病院→クリニックは、専門性も年収も上げやすい。ただし拘束時間や人間関係は職場次第なので、事前確認が成功のカギ。

私はこのあと、さらに訪問リハビリへと2回目の転職をしています。2回の転職の全体像は看板記事「理学療法士が2回転職して分かった本音」で、年収や転職のタイミングについては各記事で詳しく書いています。あわせてどうぞ。

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