「転職活動って、何社くらい受けるものなんだろう?」
「有給はどれくらい必要? お金はいくらかかる?」
これから動こうとしている人にとって、気になるところだと思います。私も転職前は、「何社も面接を受けて、有給を使って、スーツも新調して……」という、それなりに大変な姿を想像していました。
ところが実際にやってみると、まったく違いました。この記事では、私の2回目の転職(クリニック → 訪問リハビリ)にかかった時間とお金を、正直に公開します。
📌 この記事で分かること
- 転職活動にかかった実際の期間・面接数・費用
- 面接1社で決まった理由
- 「半年」という時間が、実際には何に使われていたのか
まず結論:お金はほぼゼロ。かかったのは「半年」だけ
面接は1社だけ。有給は0日。費用もほとんどかかっていません。
唯一かかったのが、半年という時間でした。
【実数公開】転職活動にかかったもの
| 項目 | 実際のところ |
|---|---|
| 期間 | 動き出してから内定まで 約半年 |
| 面接した数 | 1社だけ |
| 使った有給 | 0日(通常の休日に面接へ行った) |
| 交通費 | 面接1回分のみ。大した額ではない |
| 新しく用意したもの | 証明写真・履歴書・職務経歴書くらい |
| エージェント利用料 | 無料(求職者の負担はなし) |
金額で言えば、数千円で終わっています。転職活動には思ったほどお金はかかりませんでした。
なぜ面接1社で済んだのか
「1社しか受けていないの?」と驚かれるかもしれません。理由は明確で、転職エージェントが条件で絞り込んでくれたからです。
私が使ったのはPTOTSTワーカーというリハビリ職専門のエージェントでした。希望を伝えたうえで何件か紹介してもらい、その中でいちばん良かった1か所だけ面接を受けた——という流れです。
数を打って比較するのではなく、打つ数を減らすためにエージェントを使った、という感覚に近いかもしれません。
⚠ ただし、これは万人向けではありません:1社しか見ないということは、比較の機会を自分で手放すということでもあります。私がそれでよかったのは、半年かけて自分の条件が固まっていたからです。条件が曖昧なまま1社で決めると、入職後に「思っていたのと違う」となりかねません。実際、1回目の転職では労働環境の確認が甘く、後悔しました(転職で後悔したこと)。
では、「半年」は何をしていたのか
ここがこの記事でいちばん伝えたいことです。
面接が1社なら、半年のうち面接に使った時間は1日もありません。では、残りの半年近くは何に消えたのか。
答えは、エージェントとやり取りしながら「自分の条件を整理していた」時間です。
動き始めた当初、私は自分が何を求めているのか、はっきり分かっていませんでした。
「今の職場がつらい」という気持ちだけははっきりしている。でも、じゃあ次に何が欲しいのかと聞かれると、言葉にできない。そんな状態だったのです。
半年かけて、優先順位が入れ替わった
担当者とやり取りを重ねるうちに、少しずつ自分の中身が見えてきました。そして最終的に、今の職場を選んだ決め手はこの3つでした。
- 働いている人がのびのびしていた
- 副業がOK
- エリアが海沿いだった
驚いたのは、ここに年収が入っていないことです。実際この転職で、年収は一度大きく下がりました。
でも半年前の私なら、きっと年収を上位に置いていたと思います。消耗しきった経験が、私の優先順位を完全に入れ替えていた——それに気づくまでに、半年という時間が必要だったのです。
エージェントの、もう一つの使い道
この経験から思うのは、転職エージェントは「求人をもらう場所」だけではないということです。
希望を聞かれ、それに答え、紹介された求人を見て「これは違うな」と感じる。その繰り返しの中で、自分の条件が少しずつ言語化されていきます。
言ってみれば、条件を整理するための壁打ち相手。無料で使えるのだから、この使い方をしない手はありません。
💡 どこを使うかで迷ったら:私が実際に使ったサービスの感想と、他社との比較はこちらの記事にまとめています。登録も相談も無料なので、まずは話してみて条件を整理する、という使い方で十分だと思います。
有給を使わずに済んだ理由
地味ですが、これも大きかった点です。
私は面接に通常の休日で行きました。そのため、有給を1日も使っていません。在職中の転職活動で「有給が足りない」「職場に怪しまれる」と悩む人は多いと思いますが、面接が1社なら、休日で足りてしまうのです。
これも、エージェントが絞り込んでくれたおかげだと感じています。
これから動く人へ
① お金の心配は、あまりいりません
転職活動にかかったのは数千円程度でした。「お金がないから動けない」はハードルにならないはずです(ただし、転職後に収入が下がる可能性は別の話です。これについてはこちらの記事に書きました)。
② 時間は、思ったよりかかると見ておく
私の場合、半年でした。締め切りを決めて焦るより、条件が固まるまで時間をかけたほうがいいというのが実感です。在職中なら、急ぐ必要はありません。
③ 早めに動き出すのが正解
「条件を整理する時間」が必要だと分かっていれば、辞めたくなってから動くのでは遅いということになります。無料で登録だけして、話を聞いてもらう。それだけでも、自分の考えが整理されていきます。
まとめ
私の転職活動は、期間は半年・面接は1社・有給は0日・費用は数千円。お金はほとんどかからず、かかったのは時間だけだった。そしてその半年は、求人探しではなく「自分の条件を整理する時間」だった。
転職活動と聞くと、履歴書を書いて面接を受ける作業を思い浮かべがちです。でも本当に時間がかかるのは、「自分は何が欲しいのか」を自分で分かることでした。
これから動く人は、ぜひその時間を見込んでおいてください。急がなくて大丈夫です。
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